症状別

腰痛

「前かがみ姿勢」による腰痛

前かがみ姿勢腰痛の最も多いパターンのひとつに「前かがみ姿勢」によるものがあります。
前かがみになることで椎間板にという部分に負担がかかります。

椎間板は背骨と背骨の間にある軟骨です。これがあるおかげで、柔軟に動かすことができ、外からの衝撃を吸収してくれるクッションの役割を果たしてくれています。

この椎間板は背骨の中央にあるわけではなく背骨の前側の方にあります。
そのために前かがみになれば、椎間板は圧迫され、逆に身体を反らせば、椎間板の圧迫はなくなります。

人の活動はデスクワーク、勉強、パソコン、料理、掃除、育児のほとんどは前かがみです。
日頃から椎間板が圧迫を受け続けていると日々少しずつ損傷され続けていき、臨界点を超えると痛みが出てきます。
急に痛みが出る場合(ぎっくり腰)もあれば徐々に痛みが出てくることもあります。

「反り腰」による腰痛

良い姿勢を頑張る人「前かがみ姿勢」ではないパターンとしては「反り腰」のという状態もあります。

フィギアスケート、クラシックバレエ、新体操などの現役選手のほか、学生時代に前述のスポーツを経験した人は、反り腰の場合もあります。自然な弯曲を失った鉛筆状の腰椎もあります。

こういったスポーツの経験がない場合でも「いわゆる良い姿勢」をがんばって心がけた人もこういう反り腰になっている人もいます。

この場合は腰椎の後方にある関節(椎間関節)を痛める場合があります。
腰椎は前側にある椎間板という部分で約70%、後ろ側にある椎間関節で約30%の体重を受けます。腰を本来の角度より反らしすぎてしまうと、30%以上体重を受けることになります。椎間板にも言えることですが、椎間関節は30%以上の体重を受ける構造ではありません。

現役スポーツ選手は反らす動作も多いことが腰を痛める原因ですが、現役を引退した人や「いわゆる良い姿勢」を心がけている人は常時「反り腰」になっています。
本人はいい姿勢だと思っているかもしれませんが、実は微妙に腰に負担のかかる姿勢なのです。この微妙に腰に負担のかかった状態は長期に渡ると物理的ストレスが蓄積されてきます。

腰痛の原因

腰痛の原因「前かがみ姿勢」や「反り腰」になってしまう原因は、さまざまあります。

人体の構造的な問題ももちろんありますが、それ以前にもっと根本的な原因、身体の調子があります。同じ環境、同じ動作をしても症状が出る人とそうではない人では違いがあります。
また同じ人でも、症状が出る場合と出ない場合があります。

その違いは体外の環境と体内の環境の悪さにあります。
体外の環境は気圧、温度、湿度を含めた天気の問題です。
そして体内の問題は物理的なストレスだったり、精神的なストレスだったり、あるいは食事の影響(食べる内容、食べる量、食べる時間帯)で内臓にストレスや睡眠不足の影響も受けます。こういった問題が含まれている場合は筋肉や骨格を整えるだけでは解決しません。

当院の治療方法

内臓調整当院での治療は内臓調整・頭蓋骨調整・骨格矯正を行います。内臓調整では各内臓の位置・テンション(硬さ)を取り戻します。

精神的ストレス・偏食・暴飲暴食・食品添加物や乳製品の摂りすぎなどで内臓に負担がかかり、内臓疲労や血液循環不良などを起こします。
内臓は胃腸や肝臓、腎臓などのお腹の内臓を包んでいる腹膜という膜や、肺や心臓など胸にある内臓を包んでいる胸膜という膜があります。

内臓に不調がある各内臓への血流のバランスが悪くなります。よく血液・体液が流れいく臓器とそうではない臓器がでてきます。すると内臓の硬さや質量が変わってきて質量・重さが変わると内臓の位置も変わります。腹膜や胸膜に付着している内臓が重くなったりすると腹膜・胸膜が引きつれ、腹膜や胸膜全体にひずみが生じます。腹膜や胸膜の周囲には、背骨・肋骨・骨盤・横隔膜が取り囲んでいるのでこういう、外側の骨にもひずみが波及していきます。

筋肉・背骨・肋骨・骨盤・横隔膜・腹膜・胸膜・各内臓はそれぞれ組織が違いますが、密接に繋がっています。

骨盤また腰の骨の土台になる骨盤という骨もとても重要です。土台である骨盤が傾いていたり、ゆがんでいると骨盤の上にある背骨・腰の骨にも悪い影響が出ます。

この骨盤は頭蓋骨の動きと関連しています。頭蓋骨の動きが悪いと骨盤の動きも悪くなります。
頭蓋骨調整を当院で行うのは骨盤と関係するという理由のほかに、もう一つ理由があります。

それは脳から産出される脳脊髄液の循環です。頭蓋骨にはわずかな動きがあります。
頭蓋骨が硬すぎるとこの脳脊髄液の産出・循環がうまくいきません。
脳脊髄液は体液の一種でこの体液の循環が悪いと身体の自己回復力も低下します。

当院では筋肉や背骨などの問題だけではなく、内臓や横隔膜、肋骨、頭蓋骨に対しても多角的にアプローチをすることでより高い効果を出せるようにしております。
腰痛はいろいろな症状があります。急性、慢性、重症、軽症にかかわらず、どのようなタイプでも対応しております。お悩みの方はぜひ、ご相談ください。

 

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